10/22東庄町「天保水滸伝」連続読みの会。あと一週間。
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いよいよ来週に迫りました。
「天保水滸伝」連続読みの会。
実際にあった出来事を元に、講談として生まれ、その後、映画や小説など数々の娯楽作品の題材となり、とりわけ浪花節の「〽︎利根の川風袂に入れて…」の名調子で全国に知れ渡った物語。
私の一門では、二代目玉川勝太郎で一世を風靡した後、代々お家芸として弟子に引き継がれ、私も口演させていただいております。
侠客ものと言いますと、「ヤクザもの?このご時世に??」と印象をもたれる方もいらっしゃるかと思いますが、「天保水滸伝」に登場する男たちには、一言で言えば「男らしい」「かっこいい。。。」その言葉に尽きます。
ヤクザ者として、土地の人たちから疎まれていたわけではなく、むしろその逆であり、地元の人たちに愛されていたからこそ、いまだに東庄町は「天保水滸伝の里」として、そのあまりにも「かっこいい男たち」の物語を継承し続け、また町おこしとして掲げていらっしゃいます。
実際に、登場人物の末裔の方々が客席にいるような会場で聴く、ご当地の物語。特に今回は、講談と浪曲の4席連続読みという特別公演。滅多にないです。
この説明を読んでいただいて、興味を持っていただいたお客様。その中には、「でも」
「東庄町って、どうやっていくの?」
ご安心ください。東京駅から、高速バスで2時間弱。そう、たったの2時間弱で魔法の国へ行けるんです。
東京駅八重洲口前のバス乗り場にて、
11時20分発:東京〜銚子【小見川ルート】(陣屋町行)に乗っていただき、
13時08分「笹川」にて下車。
そこから、会場の東庄町公民館大ホールまでは、徒歩15分…ちょっと遠いです汗
諏訪神社を眺めたり、十一屋邸を眺めたり、散歩がてら歩いて頂けましたら幸甚でございます。。。
帰りも、同じルートで東京にお帰り頂けますし、電車もあります。
笹川駅から成田駅を経由して、というルートで、こちらも2時間くらい。バスは片道2150円。電車も2000円弱。
日帰りでも、近くの宿で利根川を眺めながらゆっくり一杯でも、ぜひ。
10月22日(土)
「講談と浪曲で聴く『天保水滸伝』」 14時開演 13時30分開場
出演:神田愛山「三浦屋孫次郎の義俠」、玉川奈々福「亡霊剣法」、玉川太福「笹川の花会」、神田松之丞「鹿島の棒祭り」(出演順は、表記の逆順です)
曲師:玉川みね子
会場:東庄町公民館・大ホール(千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131)
木戸銭:2000円
ご予約・お問い合わせ:0478-86-3600(東庄町商工会)
また、
当日11時より、現・十一屋(花会が行われた場所の跡地)にて、「笹川の花会」を私、初口演の会もございます。まだ少しお席がございますので、ご興味がありましたら、
tamagawadaifuku@live.jp
もしくは、
090-8173-8948
までお問い合わせくださいませ。こちらの会は、入場無料です。
高速バスは、11時開演に間に合う便がないので、お越しは電車(8時くらいに東京出発で、10時30分笹川駅着)か、お車になります。笹川駅から十一屋邸までは、徒歩5分くらいです。
午後の部のおまけ、ではなく、私にとってはこの十一屋の会がはっきり言って、メインです。
笹川繁蔵親分が引き継いだ「十一屋」で、玉川のお家芸の中でも、一番男くさい物語をネタおろし(初口演)させていただける…、この機会、見届けて頂けましたら幸甚でございます。
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