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11月5日「浪曲『男はつらいよ』を聴く会」浅草・木馬亭

公開日: : 最終更新日:2016/12/28 イベント告知・追加情報, 最新の投稿

11月5日(土)浅草・木馬亭にて「浪曲『男はつらいよ』を聴く会」を開催いたします。

木馬亭は130席のキャパです。

今の私には、十分な宣伝期間があったとしても、このサイズを独演会で埋めるのは、なかなか厳しいです。

にもかかわらず、時間もない中、

なぜ、この度、「浪曲『男はつらいよ』を聴く会」を、誰にも頼まれずに、自ら企画したか。(…なんか、長くなりそうだなぁ泣。大丈夫です!手短に行きます!)

 

映画「男はつらいよ」。

ご存知、我が国の、国民的映画と言われている名作でございますが、

なんとこの映画が、40年ほど前に浪曲として二席発表されていたんです。

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口演は、私とって芸の上で大叔父にあたり、昨年10月に他界された故・玉川桃太郎師匠。

8トラック、通称「8トラ」と呼ばれるカセットテープで、主に「トラックの運ちゃん」なんかをターゲットにして、販売したもの、と聞いております。そんなに売れなかった、とも聞いております(泣)。

今年の10月14日が、桃太郎師匠の一周忌。そのあたりで、師匠のために、また今もお元気でいらっしゃる桃太郎師匠のおかみさん、曲師の祐子師匠のために、何か会ができないかなぁと考えておりました。

そのうち、この浪曲作品の脚本家・大西信行先生と長年コンビを組んでこられた澤孝子師匠に、「大西先生が亡くなる前にね、『なぁ、澤さん。若い人に、あのネタ、やらせてあげてよ』って言われてたのよ。太福さん、よかったらあのネタ、やってみたら」と、突然、木馬亭の楽屋でお話をいただき。

孝子師匠にお話をいただき、祐子師匠に正式にお願いしたのが、6月か7月くらいでしたか。さあ、そこから小屋を抑えれば良いわけですが、

いや、待てよ。と。

これ、山田洋次監督に許可取らなくて、いいのか。と。

でも、何の面識もない、一若手浪曲師が、許可というか、そもそもコンタクト取れるのか。と。

そこで、ちょっと二の足を踏んでしまった私。。。うーん、小さめの会場で、ちょっと、こっそりやっちゃおうかなぁ。バレないだろうし、私ごときがそれをやっても、特にお咎めもないよなぁと。

でも、一方で。

浪曲で、こんな珍しいネタがある。いわば、浪曲の可能性というか、幅を感じていただけるような「浪曲寅さん」を、堂々とできない、やらないことの後ろめたさというか、もったいなさ、というか、偉そうに聞こえるが、責任感ともいうか。

こっそりやることは、桃太郎師匠にも、大西先生にも申し訳ないような気がして、でも。

どうすりゃいいんだと。

そんな中、バタバタ過ごしているうちに、どんどん時間は過ぎていく。このままじゃいかん…!!!よし!!!

 

山田洋次監督に、手紙を書いてみよう。

便箋3枚くらいに、事の経緯と、許可のお願いをしたため、桃太郎師匠の音源も同封して、封筒の表に赤字で大きく「浪曲演目上演許可願い」とか書いて、

で、どこに出す?

しょ、松竹?とりあえず、松竹株式会社????

と会社着付、として、山田洋次監督宛に手紙を出したのが、8月の頭。

 

今年の夏は、割と怒涛で。ネタおろしや蔵出しみたいなのが前の月から合わせて五席くらいあって、手紙のことはまるきり忘れて一ヶ月終わり。というか、出す時から、そこまで期待できなかったんですね。正直なところ。

9月になって。6日、火曜亭の出番を終えて、夜帰宅すると、ハガキが届いてる。珍しいことじゃない。誰からだろうと見る。

山田洋次…

えー!!!!!

へ、返事が来たよ!と。秘書の方の代筆でしたが、「どうぞおやりになってください」とご快諾の文章がそこにはあり。もう、飛び上がらんばかりの嬉しさと驚きですよ。

 

さあ、それが、9月の6日です。

頭の片隅にはずっとあったけど、会のために具体的なことは1ミリも進んでない。桃太郎師匠の一周忌はもう一月後だ。

じゃあ、一周忌を過ぎてなるべく早く。どこでやる。キャパ30〜40のところか。せいぜい。私の独演会は、会にもよるが、だいたい50名デコボコだ。

でもなぁ。と。

このネタについては、私だけじゃない。桃太郎師匠、大西信行先生という大きな名前がついてる。私なりに、風呂敷を広げなきゃ。そう思った時に、これは、

木馬亭でやろう。

そう思ったんです。で、木馬亭さんに問い合わせて、土曜の夜席で、本当にたまたま空いていたのが、

11月5日。

これは取るしか、なかった。誰かに相談したり考えている間はなかった。長くなりましたが、これが今回の事の成り行きです。(やっぱり長かった。。。(泣))

ゲストは、映画と云うテーマから、活動写真弁士の坂本頼光さん。

 

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寅さんの名前、車寅次郎の由来となっている、斎藤寅次郎監督の作品「モダン怪談100,000,000円」(1929年)を一席、もう一席はお楽しみ、となっております。落語や講談の先輩方とも、本当によ〜くご一緒される頼光さん。私は、酒席で一度交わっておりますが、舞台でご一緒するのは、今回が初です。

木馬亭ほど、「活弁」が似合う小屋もないんじゃないかと思います。

寅さんと、頼光さんの活弁、演芸ですが、映画を二本、観に来ていただくような気持ちで、

この会がこれ以上ふさわしい会場はないだろうという、「浅草木馬亭」に、ぜひお越しくださいませ。

 

「浪曲『男はつらいよ』を聴く会」

平成28年11月5日(土)18時開演 17時30分開場

会場:浅草・木馬亭(台東区浅草2−7−5)

出演:玉川太福「寅さん故郷へ帰る」「恋する寅さん」

曲師:玉川祐子、伊丹明

開口一番:富士実子

ゲスト:活動写真弁士・坂本頼光

演目:映画解説「モダン怪談100,000,000円」(1929年、斎藤寅次郎監督作品)他一席

入場料:1800円(定員130名)

※学生の方は1500円でご入場いただけます。ご予約の際に、その旨をご明記いただき、ご入場の際に学生証のご提示をお願いいたします。

ご予約・お問い合わせ:mail:infotamagawadaifuku@gmail.com 「浪曲『男はつらいよ』を聴く会」事務局

tel:090-8173-8948

(※チラシのアドレスと異なりますが、上記アドレスまでお申し込みくださいませ)

 

ご予定いただけましたら幸甚。

 

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頼光さんの映画説明とは、こんな感じです。

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これ、木馬亭の雰囲気にハマりすぎるでしょう。

ちなみに、坂本頼光さんと私は、同じ年。そこのところも、ご縁やら刺激やら負けられねえやら。でも、単純に、ものすごく楽しみ。

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