太福、三席ご来場ありがとうございました
「大浦兼武」
「三ノ輪橋とか、くる?」
仲入り
「中村仲蔵」(作•芝清之)
開演直前まで、一席目に「中村仲蔵」、3席目を時期的に「梅花のほまれ」と思っていたのですが、この会恒例の出演兼木戸番でお客様をお迎えしているうちに、上記に変更。
「太福、三席」に限って、ではないんだろうけど、この会で何度もお目にかかるお客様が多く。「渋谷らくご」で初めて聴いて…ってお客様も、大変嬉しく。
木馬亭正月興行でかけた「大浦」は短縮バージョンだったので、今回は削らず、くすぐりも、その場で、やったことないバージョンに変えたりして、浪曲協会広間サイズのテンションというか、もともとの私が好きな「間」とニュアンスが多少は出せたかと。
久々の「三ノ輪橋」も、一年近くぶりで、お三味線ともぶっつけという。。。そういえば、ネタおろしも「ぶっつけ本番」でした。
ネタおろし後の、みね子師匠の第一声が、
「どう弾けばいいか、わからない…」
という。内容が内容だけに、私も「すみません」としか言えないんですが、じゃあ今回いきなり、打ち合わせ無しで舞台にかけても怒られたりはしないのは、お客様がおもしろがってくださったから。
二度目の今回は、節付けもかなり即興で、「もう一押し、してみようか」とか、現代新作と浪曲という科学反応を、ためしつつ。もっとかけよう。
「中村仲蔵」。話の構造上仕方ないのか、もっと説明はぶいちゃっても、お客様はついて来て下さるのか。たぶん、落語や講談バージョンよりもっと省いても、いいんだろうなぁとは思いつつ、でも、落語の地噺みたいな一席が浪曲にあってもいいよなぁとも、思う。節をもっと効果的に、説明部分でも使えるはず。まだまだ改良します。
8回目でようやくですが、あの空間で大事なこと、分かりやすい「熱演」とか「がむしゃら」とかでなく、「細く、深く、掘り下げられるか」という、会の趣旨がはっきりしてきたように感じられたのも、お客様のおかげでございます。
オーバーアクトが、たぶん、かなり自覚の範囲を越えてきていて、それらが少しでも剥がせるように。
この会だけでなく大事なことだけど、「太福三席」では、よりそこを掘り下げよう。
ご来場心より御礼申しあげます。
次回は、3月20日(金)19時より、浪曲協会広間でお待ちしております。ぜひ。
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