「浪曲”超”入門」講座、始まります。
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なんと7月から、講師の機会をいただきました。
いま現在、浪曲が習えるカルチャーセンターっていのは、実は都内に結構あるんです。教えていらっしゃる先輩方といえば、浦太郎師匠、路子会長、ひずる師匠、、、とてもそこに太福が並べるわけもないのですが、今回の講座は、師匠方が教えていらっしゃるところとは、いろいろ違います。
「浪曲入門」、いや、「浪曲”超”入門」でございます。
カルチャーセンターで浪曲を習おうという時点で、浪曲好き、浪曲愛好家の方が多いと思いますが、
今回の講座は、「浪曲ってなに?」「面白いんだけど、もうちょっと具体的に知りたいなぁ」くらいの興味を抱いていただいた方に楽しんでいただけるように、浪曲一席(毎回)と、浪曲の成り立ち、曲師と演者の具体的なやりとりの仕組み、みたいなところを中心に、なにせ初めてのことですからどうなるかわかりませんが、模索しながら、「へぇ〜」と「面白いなぁ」というところが、たくさん詰まった講座にしたいと思っております。
ぜひぜひご参加いただければ幸いでございます。詳細は、以下の通りございます。
「新潮講座」 7月~9月期
講座名:「聴いて、知って、誰でも楽しめる浪曲“超”入門」
講師:玉川太福 浪曲師・(一社)日本浪曲協会理事
プロフィール:
1979年、新潟市生まれ。千葉大学法経学部を卒業後、舞台コント作家等を経て、二代目玉川福太郎に入門。2012年、国際交流基金主催韓国公演に参加。2013年、名披露目。日本浪曲協会主催の寄席・演芸場に出演の他、独演会や、落語家・講談師との二人会等、様々な会・場所で活動。古典のみならず新作浪曲にも精力的に取り組んでいる。
内容説明1:
浪曲は、江戸時代後期から明治初期にかけて始まった芸能で、演者と三味線奏者の二人が“半ば即興”で、物語を節と啖呵(台詞)で演じる語り芸です。全盛期には「芸能の王様」といわれるほどの隆盛を誇りました。そして、この“声の総合芸能”としての浪曲には、近年、若い世代の入門に伴い、新たな潮流が生まれつつあります。一般に「一声、二節、三啖呵」といわれていますが、浪曲の魅力は多様です。浪曲をほとんど知らない人や、初めて聴く人にも、しっかり伝わり、楽しんでいただけるような講座にしたいと思います。講師が実際に浪曲の口演も披露します。曲師(三味線)の玉川みね子も毎回登場します。
内容説明2:
•「落語」「講談」との比較でみる「浪曲」の大衆性
•浪曲師と曲師、他の三味線話芸にはない、「即興」の世界
•「利根の川風、袂に入れて」 変化し続ける古典の名調子
•「なんでも浪曲になっちゃう?」 新作で考える浪曲の可能性
•YouTubeでは伝わらない。「体験する」という寄席演芸の本質
など、毎回実演を交え、楽しく分かりやすくお伝えします。
開講日時:7/9(木)、8/6(木)、9/10(木) 全3回 いずれも19:00~20:30
受講料:9,720円(3,240円×3回)
教室の場所:新宿住友ビル 朝日カルチャーセンター内
受講御申し込み受付開始予定:5月中旬
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