2018年演目一覧と御礼。
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最終更新日:2019/01/18
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今日は12月30日。
さきほど、ニッポン放送で中村こずえさんの番組にて、トークとプチ唸りで2018年の仕事納めでした。
芸歴12年目、2018年の口演数(唸った数)は、「448席」。
過去最多だった去年から120席ほど増え、一昨年からは約2倍。
http://tamagawadaifuku.sakura.ne.jp/?p=1982
ちょうど1年前のブログをみると、325席でも「唸ったな〜」感が溢れてます。
448席を終えてどうかというと、、、
唸ったなぁ〜〜〜
笑笑。。
ネタおろしは、2017年が30席で「やりすぎだったなぁ」と反省してました。さて、今年は何席ネタおろししたか。
2018年の口演した演目一覧と合わせて数えてみてください。☆がネタおろし。
【古典】
天保水滸伝
「繁蔵売り出す」
「繁蔵と平手の出会い」
「鹿島の棒祭り」
「笹川の花会」
「蛇園村斬り込み」
「平手造酒の最期」
「繁蔵の最期」☆
清水次郎長伝
「石松代参」
「次郎長出立」
「秋葉の仇討ち」
「代官斬り」
「石松金比羅代参」
「三十石船道中」
「石松と見受山鎌太郎」☆
「石松と都鳥」☆
「石松と七五郎」☆
「閻魔堂の欺し討ち」☆
青龍刀権次
「発端」
「 ニセ札」
「爆裂お玉」
「血染めのハンカチ」
「美人殺しの真相」
「権次の改心」
その他
「忠治山形屋」
「不破数右衛門の芝居見物」
「武林の粗忽」
「陸奥間違い」
「寛永三馬術 誉れの梅花」
「阿武松」
「天保六花撰 河内山と直次郎」
「若き日の大浦兼武」
「原敬の友情」
「紺屋高尾」☆
「中村仲蔵」
「祐天吉松 飛鳥山親子対面」
「出世の草鞋」
「茶碗屋敷」
「太閤記 長短槍合戦」
「西村権四郎」
「梅ヶ谷江戸日記」☆
計・40演目
【新作】
地べたの二人
「10年」
「おかず交換」
「小江戸の二人」
「おかずの初日」
「湯船の二人」
「配線ほどき」
「道案内」
「劇場編」※渋谷らくご編・ワゲイモノ編・道楽亭編・囲み取材編・ 木馬亭編・太福マガジン編
「夏の虫」
「骨付きチキン」
「上空の二人」☆
「脱衣所の二人」☆
男はつらいよ(原作・山田洋次 7作以降の共同脚本・朝間義隆)
「寅さん故郷へ帰る 第1作(前)」
「恋する寅さん 第1作(後)」
「男はつらいよ 第1作(通し)」以上3作、脚本:大西信行
「続・男はつらいよ 第2作」☆
「男はつらいよ 奮闘編 第7作」☆
「男はつらいよ 寅次郎恋歌 第8作」☆
「旅と女と寅次郎 第31作」☆
「寅次郎心の旅路 第41作」
流れの豚次伝(作・三遊亭白鳥)
「第2話 上野掛取動物園」
「第3話 流山の決闘」
「第5話 天王寺代官斬り」☆
「第6話 男旅牛太郎」
三遊亭圓丈・作
「悲しみは埼玉に向けて」
「宇宙瞑想曲」☆
自転車水滸伝
「ペダルとサドル」
「サドルの最期」
月刊太福マガジン
「昼の部と夜の部の休憩時間物語」☆
「大阪に行ってきました物語2018」☆
「佐渡に行ってきました物語」
「紀州のドンファン」☆
「玉川祐子伝」☆
「フカフカのやつ」☆
「玉川祐子伝 ~さらば⁉︎浪曲コント~」☆
「ほぼ小籠包」☆
その他
「浪花節じいさん」(作・稲田和浩)☆
「柳家東三楼反省記」☆
「三ノ輪橋とか、くる?」
「銭湯激戦区」
「桜湯物語」☆
「万引き」☆
「遠州お茶づくし」☆
「ブタペストの一日」(作・沢村美舟)☆
「浪曲村炎上未満録」☆
「浪曲コント」(作・演出 玉川祐子)
「ソニーミュージックダイレクト」☆
「○○さん一代記」☆ ※実名などでふせております。
「○○誕生物語」☆ ※某企業様の商品
計・49演目
合計・89演目
ネタおろしは32席。。多すぎたと反省していたのに増えちゃったという笑。
同じネタ、何度も聴いたお客様もいるだろうけど、でも、一年で89演目はなかなか頑張ったかなぁと思う。もちろん、出来不出来、完成度なんかは凸凹ですけど。
太福マガジンや「掛け捨て」と宣言してやったネタおろしで、「現状これ以上無いかな」という出来だったものが何席かあった。祐子師匠の魅力が世間に通用することも確信した笑。
地方公演も増えたし、CDも発売してもらえたし、「浪曲師になって一番充実した年だった」ということは、嘘偽りなく言い切れる。一年前にたてた目標、ばっちり達成できた。
お越しくださるお客様のおかげです。本当に。
でも、まだまだ。
という感覚が大きく。
達成感の大きさと比例するように、自分の足りなさをより大きく感じる気がします。
来年は「祐天吉松」連続読みが始まり、「清水次郎長伝」の連続読みも再開となります。古典に取り組む時間がグンと増える。
でも「男はつらいよ 浪曲化口演」も4回あるし、ソーゾーシーもあるし、シブラクでの太福マガジンは終わったけど、あんな感じの唸りは、月例で続けられたらと思ってます。
古典の年になるかなぁと思ったけど、そうでもなさそうで…
まあ、つまり、なんというか…
2019年はもっと頑張れ〜
ということだ笑。
今年は、今までで一番いろんな方にお世話になったし、お客様にもお越しいただきました。小さな会場ばかりだけど、完売も増えた。本当にありがたい。
でも来年は、もっともっと拡がるだろうし、拡げなきゃいけない。今年以上に、多くの方に、たくさん甘えるし、それでいいと思ってます。
そのご恩返しはわかりやすく一つだけと思っていて、それは、
もっと良い浪曲を聴いていただく。
浪曲の魅力も可能性も、いま私がもっている何倍も、何十倍も素晴らしい。
そのことを、過去の名人でも現役のベテランでもなく、
玉川太福を通して体験してもらいたい。
これは生涯の目標ですが、今年もよりももっと良い浪花節を唸って、
「芸歴13年目も2019年が、今までで一番充実した年だった」
と一年後に胸を張れるよう。
稽古にしろ、考える時間にしろ、どんどん少なくなっていく中で、何ができるか、何をすべきか。たぶん、これまで「なんとな〜く」とっていた一つ一つの行動を、覚悟と決意をもって再構築し、取り組まないと、と思います。
今年よりも、さらにがんばるぞ〜〜〜えいっえいっ、お〜〜〜
…すみません笑。
あらためまして、
今年一年お世話になったすべてのお客さま、関係者のみなさまに、心から御礼申しげます。
2019年も、厳しく、あたたかい目でご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げる次第でございます。
お差し入れもなにもいれません。
一回でも多く、皆さまにお目にかかれますよう。
どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。
太福 拝
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