太福•松之丞二人会
ご来場ありがとうございました!
いや〜、本当に楽しかったです。
落語カフェの楽屋は、高座の上と、1メートルも離れていないから、楽屋で聴いている臨場感も、よそに比べてかなり高いのですが、それにしても、聴いていて本当に楽しかったし、刺激的でした。
松之丞さんとの出会いは、彼が弟子入りした1年目かそんくらいから、木馬亭で顔は会わせていたものの、こちらが木馬亭に毎日詰めなくなって、松之丞さんも二つ目になられて、なかなか一緒になる機会がなく。。。
ここ1年くらいでしょうか。とくに、「松之丞さん、いいよ」とか「松之丞さんと会やって下さい」とかっていうお声を、お客様から掛けていただくようになり、その声が届いてか、これまでも大変お世話になっている世話役さんから、このお話をいただき、実現にいたったのでした。
たしか、去年、木馬亭定席に松之丞さんが出られたときに、私もたまたま楽屋にいっていて、大変久しぶりに高座を聴いていたのですが、いや、そのときも(生意気な言い方ですが)大変に見違えた様子だったのですが、二人会のそれはもう、本当に素晴らしかった。
わずかながら先輩である私をたてて…ということも、まったくないわけではないだろうけど、マクラで「この会を本当に楽しみにしてました」と語った言葉に、まさに噓偽りない、というか、「そこまで楽しみにしててくれたの!?」と良いたくなるほどの気合いで。
お客様が喜んでいる様子も、まあ、これから出る芸人にとっては、プレッシャーだったり、その手法•趣向によっては、私は逆にしらけたり、ガッカリすらしてしまうんだけど、良い意味でのみの刺激的で。
センスとか、性格的な要素ももちろん高座には反映されるわけだけど(相当反映されていたと思います(笑))、何より努力•稽古の分厚さみたいなものが、私には感じられました。
ほぼ同世代にこういう存在がいてくれるのは、本当に嬉しい。
私は、噺家さんでは落語協会の方々との縁が多いんだけど、松之丞さんが普段凌ぎをけずり合っている、落語芸術協会の二つ目さんたちとも、機会があれば是非ご一緒してみたいなぁ…。
○○さん、お願いしゃーす(笑)!!!
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