太福•松之丞二人会
ご来場ありがとうございました!
いや〜、本当に楽しかったです。
落語カフェの楽屋は、高座の上と、1メートルも離れていないから、楽屋で聴いている臨場感も、よそに比べてかなり高いのですが、それにしても、聴いていて本当に楽しかったし、刺激的でした。
松之丞さんとの出会いは、彼が弟子入りした1年目かそんくらいから、木馬亭で顔は会わせていたものの、こちらが木馬亭に毎日詰めなくなって、松之丞さんも二つ目になられて、なかなか一緒になる機会がなく。。。
ここ1年くらいでしょうか。とくに、「松之丞さん、いいよ」とか「松之丞さんと会やって下さい」とかっていうお声を、お客様から掛けていただくようになり、その声が届いてか、これまでも大変お世話になっている世話役さんから、このお話をいただき、実現にいたったのでした。
たしか、去年、木馬亭定席に松之丞さんが出られたときに、私もたまたま楽屋にいっていて、大変久しぶりに高座を聴いていたのですが、いや、そのときも(生意気な言い方ですが)大変に見違えた様子だったのですが、二人会のそれはもう、本当に素晴らしかった。
わずかながら先輩である私をたてて…ということも、まったくないわけではないだろうけど、マクラで「この会を本当に楽しみにしてました」と語った言葉に、まさに噓偽りない、というか、「そこまで楽しみにしててくれたの!?」と良いたくなるほどの気合いで。
お客様が喜んでいる様子も、まあ、これから出る芸人にとっては、プレッシャーだったり、その手法•趣向によっては、私は逆にしらけたり、ガッカリすらしてしまうんだけど、良い意味でのみの刺激的で。
センスとか、性格的な要素ももちろん高座には反映されるわけだけど(相当反映されていたと思います(笑))、何より努力•稽古の分厚さみたいなものが、私には感じられました。
ほぼ同世代にこういう存在がいてくれるのは、本当に嬉しい。
私は、噺家さんでは落語協会の方々との縁が多いんだけど、松之丞さんが普段凌ぎをけずり合っている、落語芸術協会の二つ目さんたちとも、機会があれば是非ご一緒してみたいなぁ…。
○○さん、お願いしゃーす(笑)!!!
関連記事
-
2016年。一年間ありがとうございました。
今年も一年間、おつきあいくださいまして、本当にありがとうございました。 年
-
木馬亭夏祭り、ご来場ありがとうございました。
今年で5回目の、浅草21世紀さんとの合同公演。 今回は、浦太郎師匠もフリー
-
Facebookページ『玉川太福(浪曲師)』もございます。
facebookアカウントをお持ちでなくとも、どなたでもご覧いただけます。 PC: h
-
「 玉川太福”月例”木馬亭独演会」のご案内
第一回玉川太福”月例”木馬亭独演会、無事に開催することが出来ました。 プログラムを作成
-
たくさんのお祝いの言葉、ありがとうございます。
このたび、平成29年度(第72回)文化庁芸術祭・大衆芸能部門新人賞をいただきました。 &nbs
-
三扇会、ご来場ありがとうございました
落語•講談•浪曲という3つの話芸で、毎回共通のテーマにてお送りする「三扇会」。 今回は、12月
-
「舞台×ドキュメンタリー×浪曲師玉川太福譚」を終えて(後編)
通し稽古を見てから、19日の公開ゲネプロまで、部分的な稽古も含めて、一度も拝見しませんでした。
- PREV
- 4月の予定
- NEXT
- あのコント赤信号の…!