盛岡公演備忘録〜乗り込み篇〜
9月14日盛岡劇場タウンホールでの「浪曲を楽しむ会」第二回。
今回も、100名近いお客様にご来場いただき、昨年に引き続き大盛況にて終えることができました!
心より厚く御礼申しあげます。
今回は、前々日からのメディア出演も含め、新しいご縁をたくさんいただくことができました。盛岡入りから翌日東京に戻るまでを、備忘録として記したいと思います。
9月12日(金)東京•晴れ
盛岡に行くのは、今回で三度目だが、新幹線は初。しかも、はやぶさ。鼻…長い。CMで見てたよりも長く見えるなぁ、なんてことを思いつつ、また、その早さに驚きつつ、2時間30分足らずで盛岡着。
すでに駅弁を食べてしまったことを後悔しつつも、そこは「旅は別腹」で、着くなり、駅前の盛楼閣で冷麺を食べる。旨い。
今回、テレビ1社、ラジオ2社の出演をコーディネートしてくださったエフエム岩手のSさんからお電話をいただき、「いよいよ今日ですね!よろしくお願いします!」とご挨拶。パーソナリティらしい、良い声だなぁと改めて感心。
1社目、テレビ岩手「5きげんテレビ」のリハまではまだちょっと時間があるが、なにしろ荷物が重すぎて、いや、そこまでいつもと変わらないはずが、何しろ病み上がりで体力が落ちている間違いないらしく、「とにかく荷物を置こう」と宿泊先の「北ホテル」までバスで向かう。
しばしホテルのラウンジで瞑想し、徒歩5分のテレビ岩手に向かう。
ロビーで、スタッフの方々とご挨拶もそこそこに、スタジオにはいってリハーサル。いわゆる情報番組のスタジオ感、初体験。
ディレクターSさんに付き添っていただき、そこから徒歩3分の「ラヂオもりおか」へ。「ぜひ、着物で!」のリクエストにおこえたして、着物に着替る。
ごくごく簡単な打ち合わせで、本番。MCさんに導かれるまま、あっという間に15分ほどのコーナーが終了し、御礼のご挨拶もそこそこに、すぐにテレビ岩手に戻る。
さて本番。
事前のお話ではエンディングコーナーで1、2分告知させていただける、という話だったが、もっと番組の真ん中くらいに3分ほど出させていただけることに。
「〽エフエム岩手のご機嫌テレビ 初登場の浪曲師〜…」
なんて即興で唸りながら登場し、MCさんのノリの良さに引っ張られ、こちらもリハになかったようなことをいくつかやりつつ、終了。スタッフの皆様からも喜んでいただけたようで一安心。控え室で着物を脱ぎ、エフエム岩手出演までしばし休憩。
お世話役のSさんが、忙しい合間をぬってたびたび顔を出して下さるのが有難い。
エフエム岩手の本番、MCの佐野よりこさんは、民謡日本一になったこともある方で、そんなわけで浪曲に関しても色々とご存知な上で、進行して下さるので大変ありがたく、また当初8分くらいと聞いていた出演時間が、倍以上も出させていただくというお心遣い。
地元の出身でもなく、有名でもない私が3箇所もメディアに出させていただけるなど、まったく奇跡に近い事態であり、それらを実現してくださったエフエム岩手のSさんにただただ大感謝。
聞けば、ビールが好き過ぎてドイツに留学されていた?くらいに、お酒が好きとのことで、ただ私の体調の悪いため、ほんとうにささやかながら今回の御礼をさせていただき、ホテルに戻る。
テレビとラジオでちょこっとずつ唸ったとはいえ、さてあと1日でどれだけ体調が戻せるか。湯船であたたまったのち、マスクに首タオルで布団にくるまり就寝。夜中なんども起きながらタオルを取り替え、マクラをひっくり返し、休めたような眠れなかったような、前日の朝。
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